続・竹林の愚人 地球に残された時間
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地球に残された時間


地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋地球に残された時間 80億人を希望に導く最終処方箋
(2012/02/03)
レスター・R・ブラウン

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2011年3月11日、日本は地震と津波、そして史上最悪の一つに数えられる原子力事故を経験した。
このような状況下にあって、地熱、風力、太陽エネルギーに恵まれている日本は、今こそエネルギー経済を再構築すべきだ。
日本は長年にわたって、自動車から家電製品まで数々の分野で、エネルギー効率の世界的リーダーだった。
福島原子力発電所の事故ののち、日本はあらゆる分野でエネルギー効率をさらに改善するという偉業を成し遂げている。
日本は、エネルギー効率の分野では世界のペースセッター役を果たしてきたが、再生可能エネルギー源の開発という分野ではひどく後塵を拝している。
太陽光エネルギーは日本が最も強い分野で、世界第3位であるが、その設置容量はドイツのわずか4分の1だ。
日本には豊かな風力資源があるにもかかわらず、人口がたった600万人のデンマークに後れをとっている。

現在のエネルギー政策の結果、日本は輸入燃料に大きく依存している。
世界的に見れば、日本は石炭と天然ガスの輸入量では第1位で、石油は第3位である。
エネルギー消費量の全体を見ると、石油が半分近くを占めている。
石炭、天然ガス、原子力の合計が半分で、残りのほとんどは水力となっている。
大規模水力以外の再生可能エネルギーはわずか0.3%という少なさだ。
このように輸入エネルギーに大きく依存していることから、日本はエネルギー供給の途絶に弱い。
日本が再生可能エネルギーで後れをとっているのは、この分野における産業力がないためではない。
日本は、太陽電池の製造では世界のリーダーである。
三菱重工は屈指の風力タービンメーカーだし、冨士重工、東芝、三菱重工が地熱タービンの製造で世界全体の3分の2を供給している。
日本は世界でも最も地熱に恵まれた国の一つで、100以上の火山と2万8000の泉源があり、地熱の潜在的な発電容量は8万メガワットを超え、全国の電力の半分を賄うことができる。
すべての原子力発電所と古くて汚い石炭火力発電所の多くを止めることができるのだ。
地熱エネルギーに恵まれているにもかかわらず、現在の日本が地熱発電から得ている電力は全体の1%にも満たない。
膨大な潜在可能性があるにもかかわらず、日本の地熱エネルギー分野が政府からもらっている研究開発資金はゼロで、原子力は年に23億ドル得ている。

日本は新しいエネルギーの進路を決めるときだ。
風力、太陽、地熱といった国産のエネルギー資源を活用する道である。
現在ひどく偏って原子力に投入されている研究予算を再編成し、予算の大部分を風力、太陽、地熱エネルギーに振り向けなくてはならない。
そうすれば輸入依存から生じる供給不安を軽減でき、国外に流出する資本を減らすこともできる。
そのうえ、深刻な原子力発電所の事故が再び起こるリスクを減らし、石炭火力発電所から出る大気汚染を減らし、そして、二酸化炭素の排出量を減らし、気候を安定させる一助となるだろう。
日本の人々が、「我が国を21世紀にいざなってくれるエネルギー経済を再構築すべきだ」と主張するときが来ているのだ。
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  1. 2012/12/26(水) 07:00:11|
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