続・竹林の愚人 ソーシャル時代に音楽を“売る”

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ソーシャル時代に音楽を“売る”


ソーシャル時代に音楽を“売るソーシャル時代に音楽を“売る”
(2012/10/25)
山口 哲一、松本 拓也 他

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山口哲一 「これからの音楽人に求められるもの」
従来型の日本の音楽業界のシステムは非常に洗練されていて、きめ細やかなものでした。
例えば、若いバンドが小さな地方都市のライブハウスを毎月いっぱいにしていると、3ヵ月~半年以内には確実に東京からレコード会社やプロダクションが訪れて、メジャーデビューにつながります。
それくらい緊密なエコシステムが日本では出来上がっていたのです
こんなことは、アメリカではとても考えられません。
そういうエコシステムの中で、レコード会社、プロダクション、音楽出版社、コンサートプロモーター、楽器テクニシャン、レコーディングエンジニア、ライブハウスのスタッフなどのプレイヤーが、それぞれの役割を果たしていました。
しかし今や、そのエコシステムが機能不全に陥って、みんなが因っているというのが、音楽業界の現状でしょう。

これまでの10数年を振り返ると、IT技術と音楽は不幸な関係を取り結んできました。
Napsterに始まるファイル共有で、音楽の無料化が違法な形で推し進められてきたのです。
しかし、SpotifyやMusicUnlimitedに代表されるストリーミングサービスは、この流れを大きく変えられると思います。
そもそも、TOWERRECORDS、HMV、TSUTAYA等々、CD専業の全国規模のチェーン店網がいくつも残っている国は日本しかありません。
音楽配信の売上を見ても、ガラケー(日本独自の携帯電話)が1,598億円なのに対し、インターネット配信は231億円に過ぎません。
そしてガラケーの終了とともに、着うたもその使命を終えようとしています。
だからといって、その空自のスポットにiTune Storeがスムーズに入り込めるかと言うと、それには疑問が残ります。

日本の音楽業界というエコシステムの崩壊で、勝利の方程式が無くなりました。
プロダクションに入って、有名レコード会社と契約して、大きなタイアップをとって、音楽番組に出るという方程式はもう成り立ちません。
勝利の方程式が無くなったのであれば、自分なりの方程式を作れば良いだけです。
ソーシャル時代はユーザーとアーティストが直接つながることができるので、方程式の選択肢は増えたとも言えるでしょう。
確かにCD販売は右肩下がりで、音楽配信も伸び悩んでいますが、JASRACの使用徴収額の推移は、ここ10年ほぼ横ばいです。
つまり、曲の使われる局面がさまざまに増えたので、CDからの著作権使用料の落ち込みをカバーしているのです。
また、海外からのJPOPに対する注目の高さもあります。
実際、ビジュアル系やアニメソング関係を中心に、海外ツアーが収益を上げるアーティストも増えてきています。
このように考えると、今は音楽が面白い時期だと言えるでしょう。
しかもすべてのスタッフおよびアーティストが、能動的に音楽人として活躍できる環境も整っているのです。
そして彼らの活動は、ソーシャル時代においては否応なくプロモーションとしての側面を持つでしょう。
音楽を人に伝えること、音楽を人に広めることが、音楽人の使命だからです。
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  1. 2013/07/12(金) 22:30:38|
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