続・竹林の愚人 日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか

日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか


日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか日本人はなぜ中国人、韓国人とこれほどまで違うのか
(2012/08/10)
黄文雄

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1958~60年にかけて毛沢東が主導した農工業の大増産計画である「大躍進政策」は、結局、2000万~5000万人の餓死者を出して大失敗した。
しかしその最中には、各地から「大増産に成功した」という報告が相次いだ。
このように、中国では経済までが「政治」の一部だから、統計数字などは誰も信じていない。
中国人の中で「世界第2位の経済大国になった」と自慢している人が意外に少ないのは、そうした不信感があるからだろう。
そもそも、中国では市場経済の原理も機能しておらず、中国は自国通貨を実力以上に安い水準に保ち、輸出を優位にしようと画策している。

毛沢東時代の大躍進政策や文化大革命で疲弊した経済を立て直すために、鄧小平が改革開放(1978年)を唱え、中国の経済は急伸してきた。
資本も資源も技術もないが、タダ同然でしかも無尽に近い労働力だけはあったのだ。
そこに、欧米と日台韓の資本と技術を導入した。

中国人はきわめて自己中心的で、国民革命の父・孫文は、中国人を「バラバラの砂」と表現している。
1977年まで行われていた文化大革命では、数千万人もの人民が命を落としている。
現在も、漢人による少数民族(非漢人)への弾圧、それに対する少数民族の蜂起などが頻発している。
地方政府による住民へのいじめとそれに対する暴動も日常茶飯事だ。
このような社会に、相互信頼や扶助の精神など生まれるはずがない。
胡錦濤が国家主席を務めていた2003~12年、「和諧社会」をスローガンに社会の安定を目指した。
それでもチベットやウイグルで大規模な暴動が起き、中国では暴動が年間18万件も起きている。
日本は「失われた20年」の中でも安定し、「1000年に一度」といわれる大地震の際にも動乱などは起こらなかった。

中国には「一治一乱」という言葉があるくらい、天下の安定は少なかった。
中国人にとっての20世紀は、内戦と革命に明け暮れ、天災と飢饉にあえぐ受難、苦難の時代であった。
そして、現在においても、「中国人の時代がやってくる」という予想は、非常に怪しい。
中国には魅力ある文化的なソフトウエアがないからだ。
唯一考えられるソフトパワーとしては、孔子の教えである「儒教」だろう。
しかし、「孔子の思想」を語れる儒学者は、中華世界にはすでに一人もいない。
文化大革命時、孔子は封建主義の大悪人とされ、徹底的に否定された。
孔子は仁と礼を重視したが、人間不信が蔓延する現代中国では、そのいずれも見当たらない。
中国人でさえ「中国から逃げ出したい」と思っている状況で、「パックス・シニカ」の時代など、訪れるはずがないのである。

私は、日中の性格的違いを次の五文字を当てている。
中国人の言行パターンは「詐・盗・争・私・汚」(ウソをつき、盗み、人と争い、個人の利益を追い求め、そのためには汚いことも辞さない)である。
日本人は「誠・施・和・公・浄」(誠実で、人に施し、平和を好み、公共心に富み、汚いことを嫌う)というものである。
好調のときにも不調のときにも自分を卑下するのが日本人というものなのかもしれないが、もう少し自国に自信を持ってもいいのではないだろうか。
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