続・竹林の愚人 上御殿遺跡発掘調査現地説明会

上御殿遺跡発掘調査現地説明会

中村健二

上御殿遺跡(かみごてんいせき )
             発掘調査現地説明会

中村健二(滋賀県文化財保護協会副主幹)

平成25年8月11日 10:30~11:00

高島市安曇川町三尾里上御殿

上御殿遺跡


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上御殿遺跡

青井川改修工事に伴う発掘調査で、この地が起伏のある地形であることが分かりました。

上御殿遺跡

高い地域から 奈良から平安時代の掘立柱住居跡が見つかりました。

遺構配置図

また、谷となっている地区からは古墳時代前期の川跡が見つかっています。
この3世紀から4世紀の川が連綿と続き、平安時代の末の12世紀には埋まります。

上御殿遺跡

川の斜面から弥生時代の中期頃の銅剣の鋳型が出土しました。

双環柄頭短剣鋳型
双環柄頭短剣鋳型と復元した短剣(左)。

上御殿遺跡は昨年度の調査で、古墳前期から平安時代終わりまで水辺の祭りをしていたことが分かりました。
そうしたことからこの鋳型も水辺の祭りのために置かれたのではないかと考えられます。

弥生の銅剣

鋳型は柄に双環があり、このような銅剣は国内には見当たらず、オルドス式短剣に行き当たりました。
中国―朝鮮半島からではなく、別のルートから入った可能性が考えられます。
また、弥生時代の銅剣は柄と剣とが別々に作られますが、この鋳型はオルドス式短剣と同様、一体となっているのも特徴です。
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テーマ:滋賀県 - ジャンル:地域情報

  1. 2013/08/12(月) 07:00:01|
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