続・竹林の愚人 街路樹を楽しむ15の謎

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街路樹を楽しむ15の謎


街路樹を楽しむ15の謎街路樹を楽しむ15の謎
(2013/04/17)
渡辺 一夫

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プラタナスはプラタナス属(スズカケノキ属)の総称で、日本の街路樹としてもっとも多く植えられているのがモミジバスズカケノキという木だ。
プラタナスは、明治初年に日本に輸入された外来種で、明治末に東京の街路樹として採用されて以来、非常にたくさん植えられてきた。
東京都都内に植えられているプラタナスの本数は3万3000本で、都内では5番目に多い街路樹である。
たくさん植えられてきた理由は、刈り込みに強い、乾燥や栄養に乏しい土壌に強い、大気汚染に強いタフな木だからである。
加えて、生長が速いので、近代的な街路の整備が急がれた時代には歓迎された。

しかし、現在、街路樹としてのプラタナスの地位が年々低下している。
昭和29年では、全国の街路樹の本数で第1位だったのが、昭和40年代にイチョウに首位の座を追われ、平成9年には6位、平成元年には9位と、その順位は低下している。
過去60年間で、日本の街路樹全体の本数が10倍以上に増えている中、全国のプラタナスの本数は急激に減少している。
プラタナスは生長が速くて大きくなるうえに、葉が大型で落ち葉も多く、風にも弱いため、剪定がどうしても必要な樹種なのだ。
東京都の場合、年に2回の剪定を行い、1本当たり年間1万円強の維持管理費用がかかっていた。
プラタナスは日本が近代化していく時代、あるいは経済が右肩上がりで成長していく時期に活躍した街路樹であったが、コスト削減が求められる今、「リストラ」されている木なのである。
東京都では、特にプラタナス、エンジュ、シダレヤナギなどの街路樹が、ハナミズキなどのほかの樹種へ植えかえられている。
 
ハナミズキの花ことばは、「私の思いを受けてください」「公平にする」そして「返礼」である。
ハナミズキが日本に植えられるきっかけは、明治45年に、日本が親善のため米国の首都ワシントンに贈ったサクラの返礼に、大正時代に米国からプレゼントされたことだった。
全国の街路に植えられているハナミズキは33万本で、全国4位。
ここ20年間、特に新興住宅地や再開発された街などでよく植えられてきた。
ハナミズキは、街路樹に適した性質をもっており、あまり大きくならないので、狭い街路でも植えることができる。
また、生長が遅く、剪定をしなくても整った樹形を保つうえに、落葉量が少なく、害虫もあまりつかないので、管理に手間がかからない。
しかし、高温と乾燥に弱く、うどんこ病などの病気にもかかりやすいので、管理者にとってはあまり植えたくない木なのである。
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