続・竹林の愚人 堀家精錬所跡

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堀家精錬所跡

堀家精錬所跡
堀家精錬所跡(ほりけせいれんしょあと) 川辺郡猪名川町銀山長家前4-1 悠久広場
農商務省鉱山局の記録によれば、明治40年(1907)、多田鉱山には機械選鉱場の建屋と選鉱機械の一部が設置されたと記されています。
しかしながら、翌年の明治41年(1908)に休業となり、機械選鉱場は稼働することはありませんでした。
今回の発掘調査でレンガ構造物の前面に、選鉱機械の基礎となるレンガ敷遺構が出土し、機械選鉱場の位置が確認できました。
まあ、これまで煙道とその吸込口の存在から製錬に関わる溶鉱炉の位置は推定されていましたが、どの程度の操業が行われていたのか不明でした。
発掘調査では、溶鉱炉に使用された耐火レンガや赤レンガが多数出土し、製錬場があったことが改めて確認できました。
なお、溶鉱炉に向かって右手の谷筋に取り鍋で運んで捨てた多量の「鍋形カラミ」がみつかりました。
これにより、この洗練場での操業は試験的なものではなく、本格的な操業が行われていたことが明らかになりました。

堀家精錬所跡
赤レンガと鍋形カラミ
堀家精錬所で出土した赤レンガには、「×」の刻印が付いています。
刻印から「岸和田煉瓦株式会社」製造の煉瓦であることがわかります。
カラミは製錬の過程で排出される非金属の「かず」です。
堀家精錬所の調査では、鍋形から見とともに多数のカラミレンガが出土しました。
この廃物を有効利用しようと、カラミを箱形の鋳型に流し込んで作ったのがカラミレンガです。
明治時代後期、各地の精錬所でカラミレンガが製造され、建物の基礎や石塀に使われました。

堀家精錬所跡
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  1. 2015/02/13(金) 08:42:12|
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