続・竹林の愚人 幸運な宇宙
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幸運な宇宙

幸運な宇宙幸運な宇宙
(2008/02/21)
ポール・デイヴィス

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高エネルギー素粒子物理学と宇宙論の発展、特に宇宙がそれによって誕年したとされる高温のビッグバンに関する研究が進むにつれ、人間原理の受け止められ方は、徐々にではあるが変化していった。
かつては、絶対不変のものと考えられていた物理法則が、じつはそれほど確固たるものではないのではないかと次第に思われるようになったのだ。
少なくとも一部の物理法則は、真に基本的な法則ではなく、われわれが慣れ親しんでいるその形は、激しいビッグバンに比べて極めて低いエネルギーにしか当てはまらない「実効法則」でしかないという証拠が積み重なっていった。
わたしたちがこれまで「ユニバース(唯一の宇宙)」と呼んでいた宇宙は、変化に富んだ「多宇宙」、すなわち、スタンフォード大学の理論物理学者、レオナルド・サスキンドの言葉を借りると、「性質も物理法則もさまざまに異なるいくつもの環境がパッチワークになったとんでもないキルト」の様相を呈しはじめた。
今日では、惑星の配列は、ほぼ完全に歴史の偶然だけで決まったということが知られている。
ほかの恒星の周囲に形成されたほかの惑星系がいくつも存在し、それらの惑星系は、太陽系とはまったく異なる配置をしていることが知られている。
そのような次第で、かつては深い自然法則と思われていたものが、じつは、過去の偶然が凍結されただけのものに過ぎないことがはっきりしたのである。
わたしたちが「物理法則」と呼んでいる自然界に見られるいくつかの規則性も、じつはこの宇宙が形成されたときの名残りに過ぎないのだろうか? 
もしそうだとすれば、この宇宙のほかの領域は、ほかの恒星系が異なる惑星の配置をしているのと同様に、異なる法則に支配されているのではないだろうか?
たとえば電磁気の法則のように、これまでわたしたちが普遍的な物理法則と見なしてきたものは、じつは国法や連邦法というよりも、地域の条例や州法のようなものに近いのかもしれない。
しかも、この宇宙領域の集合体のなかでは、生物に適しているのはほんとうにごく少数のものだけであろう。
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テーマ:読書メモ - ジャンル:本・雑誌

  1. 2008/07/29(火) 16:39:33|
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